ニオイの測定・分析

  • 臭気判定(ニオイの評価)
  • ニオイ収集
  • ニオイの測定・分析
  • ニオイの原因物質研究・対策成分研究

STEP.3 ニオイの測定・分析

サンプル採取したニオイは、ニオイ成分を解析する高性能な分析装置で、ニオイに含まれる成分が分離され、成分量まで測定出来ます。

体臭を成分ごとに分離し、個別のニオイを確認できる機械

ニオイ測定機械「GC-MS-O」は多くの成分が混在している体臭を分離しつつ、それぞれ個別のニオイを同時に確認することができます。そのため、分離した成分の中でどれが悪臭か、どれがキー成分になるかを解析できるのです。

特別な訓練を受けた研究チームがニオイのプロファイル

マーキング作業は並外れた集中力が必要

機械(GC-MS-O)の中で、ニオイの成分が一つ一つ分離された後、ニオイの吐出口から出てくるニオイを人間の鼻で嗅ぎ、マーカーをつけます。1サンプルあたりニオイの分析は、連続して約45分間集中して、マーキング作業を行います。一瞬も気を緩めることができない作業です。

いろいろな部位のニオイを直接、鼻で嗅いで測定

ニオイ成分の分離データとマーキングによって解明

分離されたニオイ成分の構造情報と、ニオイの吐出口で感じたニオイ強度情報が解析データとしてPCに記録されます。最終的にマーキングしたデータを確認することで、どの成分を嗅いだ時に不快と感じるのかがわかるようになっています。この行程を経て、ミドル脂臭の成分が、ジアセチルだと解明できたのです。

マンダム独自のニオイの指標
古いアブラのような臭気

STEP4 ニオイの原因分析を対策の研究に活かします!