専門家に聞きました

ニオイにまつわる様々な疑問や対処法などを専門家の方々に聞いてみました。

Interview 04

「ニオイの問題」は予防、対策が可能。
問題が顕在化する前に職場でのスメルマネジメントを始めましょう。

樋口 ユミ さんインタビュー

樋口先生のお話より、職場での「“ニオイ”の問題」は職場環境に影響を与える重要な問題となってきていることがわかりました。さらに、様々な企業や会社で、お客様への接客時の問題として発生しているだけでなく、社員の間で「“ニオイ”の問題」が顕在化しているケースが増加しています。

職場環境における「“ニオイ”の問題」とは、
具体的にどんなケースがありますでしょうか?

企業様から最初に「“ニオイ”の問題」のご相談を頂いたのは3年前(2013年)になります。百貨店等で商品を販売されていらっしゃる企業様でした。最初は職場のハラスメントについて社員向けに研修をしたいという内容でした。しかし、実際に話を伺うと社内において社員個人の間で「ニオイの問題」から人間関係のこじれが発生していることが分かりました。気付いていても「人間関係を悪化させたくない」「傷つけたくない」などの気持ち・配慮から当事者間では中々指摘がしづらいのです。その後、他の企業様からの「ニオイの問題」は年々増えているのが実情です。

職場では、相手に直接「ニオイがします」とは指摘しにくい。
では、どうしたらにおいケア/スメルマネジメントの必要性に気付くでしょうか?

企業の場合は、やはり人事部/人事担当者から、個人ではなく部門や部署に向け、「“ニオイ”の問題」があることに気付かせ、対策の必要性を伝えることが大切です。「“ニオイ”の問題」はとてもセンシティブ(相手を傷つけたり、イジメにまで発展するケースもある)なので、当事者間のみで語るのは中々難しいというのが現状です。ヒューマン・クオリティー社では企業の人事担当者様向けにセミナーを実施し「“ニオイ”の問題」が社員個人の間で顕在化する前に対策をとるようお勧めしています。

樋口 ユミ

株式会社ヒューマン・クオリティ
ハラスメント対策コンサルタント・講師

1993年立命館大学産業社会学部卒業。
同大学職員としてキャリアセンター(就職部)にて女子学生と女性の卒業生のキャリア支援に携わる。同時にセクシュアル・ハラスメント相談員として相談業務も行う。その後、教育研修会社でのコンサルタントを経て2008年に株式会社ヒューマン・クオリティーを設立。
15年間のハラスメント防止対策の豊富な経験を基にして、ハラスメント防止対策の専門機関として企業・官公庁・学校・病院等あらゆる組織を対象に活動している。
講演・研修だけでなく、防止体制づくりのサポート、ハラスメント問題解決のための人事担当者へのアドバイス、管理職面談、相談者へのカウンセリングや相手方面談など、活動範囲は多岐にわたる。