においの基礎知識 男性体臭のメカニズムと対処方法

体のニオイとひとことで言っても、体臭はさまざまな部位から発生しており、しかも、体の部位によって「ニオイの種類」が違ったり、年代によって「ニオイの種類」や「発生部位」が変化していくのです。それはいったい何故でしょうか。ここでは、ニオイに関する基本的な情報をお伝えしていきます。

年代ごとに変わる3種類のニオイの発生メカニズムと対処法はこちら

  • 汗臭(ワキ臭)について
  • ミドル脂臭について
  • 加齢臭について

体臭の要因は3つで、それ自体は臭わない

皮膚の構造とにおいの元

特別な訓練を受けた研究チームがニオイのプロファイル

ニオイの元となるのは、主に体から分泌される汗と皮脂、そして皮膚上の常在細菌です。
皮膚には2種類の汗(エクリン汗アポクリン汗)と2種類の皮脂(皮脂腺から出る皮脂角質層の中にある脂質)があり、それぞれが「ニオイの材料」となります。実は汗や皮脂は分泌された直後には臭いません。
しかし、時間が経つにつれて汗が皮脂と混ざり合い、さらにその汗や皮脂を細菌が代謝・分解したり、空気中の酸素による酸化によってニオイ物質が発生するのです。

「ニオイの種類」と「ニオイの材料」は体の部位によって違う

特別な訓練を受けた研究チームがニオイのプロファイル

体の部位によってニオイが違うということをご存知でしょうか。それは体の部位によって「ニオイの材料」が違うために起こります。「ニオイの材料」とは、2種類の汗(エクリン汗アポクリン汗)と2種類の皮脂(皮脂腺から出る皮脂角質層の中にある脂質)で、それらの組み合わせによって、発生するニオイ物質が変わるためです。

加齢による体臭変化

体から発生するニオイは、大きく「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3種類あります。それぞれのニオイは、年代によって強さのピークが違います。また、それぞれニオイの原因や発生部位が異なるため、ニオイの種類ごとに効果的な対策をとる必要があります。

特別な訓練を受けた研究チームがニオイのプロファイル

若い頃は新陳代謝が活発で汗をよくかくため、いわゆる「汗臭(ワキ臭)」が発生し、20代をピークにニオイ強度は徐々に下がっていきます。次に、30代半ばを過ぎたころから、自分自身あるいは周囲も含め、「ニオイが変化した」と感じる人が多くなります。実際、年齢とともに体臭は変化するのですが、今までは30代半ば以降の体臭はすべて「加齢臭」だと思われてきました。しかし、2013年11月、マンダムの研究により30代半ばから発生するニオイが、加齢臭とは異なる第三のニオイ「ミドル脂臭」であることが解明されました。「ミドル脂臭」は40代をピークにニオイ強度は徐々に下がっていきます。そして50代半ば以降になると「加齢臭」が発生し、「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」の発生は減少していきます。ここで注意していただきたいのが、30代半ば~50代半ばのミドル男性のニオイです。この年代になると「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3臭が混在し、生涯最も体臭要素の多い年代になります。

年代ごとに変わるニオイの種類と発生部位

特別な訓練を受けた研究チームがニオイのプロファイル

10代半ばから30代半ばまでは主にワキから発生する「汗臭(ワキ臭)」がメインです。次に、30代半ばから50代半ばは、後頭部から発生する「ミドル脂臭」がメインですが、まだ「汗臭(ワキ臭)」にも注意が必要です。さらに50代半ば以降になると、胸や背中から発生する「加齢臭」がメインになり、「汗臭(ワキ臭)」や「ミドル脂臭」は減っていきます。 このように体臭は、年代によって「ニオイの種類」や「発生部位」が変化していくため、年代ごとに適切なケアが必要になるのです。

年代ごとに変わる3種類のニオイの発生メカニズムと対処法はこちら

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  • 加齢臭について